意外に危険⚠ 正しい動物のフンの処理方法

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屋根のハクビシンの糞

ハクビシンの糞。屋根の谷部や天井裏によくため糞を作る。

  • 何かのフンが敷地の庭に落ちている
  • 天井裏にハクビシンのフンが山盛りになっていた
  • ネズミのフンがキッチンにあった

こんなことがあったら処理の仕方に要注意。

実は適当な処理ではめちゃくちゃ危険なんです!

今回はフンの処分と消毒のやり方を紹介します。

病原体のカタマリ!絶対に触れてはならない!

ベランダのコウモリの糞

ベランダのコウモリの糞。糞が積もり始める頃にはシャッターボックスなどの狭い隙間の中に大概潜んでいる

フンが敷地内に落ちていた!あなたならどうしますか?

テキトーにティッシュでつまんでポイなんてしないで下さい!

ワンちゃん猫ちゃんを飼われている方は特にやりがち...

中にはコロコロだからと素手で掴んでしまったという人までいました Σ( ̄□ ̄|||)

野生動物はあらゆる場所を歩き回り、あらゆるものを口にするため

フンには以下のような細菌ウイルス寄生虫含まれています。※日本で糞より確認されたもの

ネズミ コウモリ ノネコ ハクビシン アライグマ
  • サルモネラ菌
  • レプトスピラ菌
  • ハンタウイルス
  • クリプトスポリジウム
  • レプトスピラ菌
  • Histoplasma属菌

 

  • トキソプラズマ
  • ネコ回虫
  • クリプトスポリジウム
  • レプトスピラ菌
  • サルモネラ菌
  • SARS コロナウイルス
  • レプトスピラ菌
  • サルモネラ菌
  • Campylobacter jejuni(カンピロバクターの原因菌)
  • アライグマ回虫

日本はこういった調査が遅れているため、まだまだこれから沢山出てくるはずです。

海外では上記以外にも死の危険があるものまでいろいろ検出されています。

じゃあどうすればいいの?

ってきこえてきそうです(笑)

手間だけど面倒くさがらず、きちんと処理すれば問題なし!

安全に処分するために用意するもの

  • ゴム手袋
  • マスク
  • ゴーグル
  • ゴミ袋
  • スコップ(できれば手袋越しでも触るのは避ける)
  • 殺菌剤
  • 霧吹き(殺菌剤の吹き付け用)

重要な赤字のものを具体的に説明します。

1.まず手袋

汚染度不明の汚物がつくので必ず使い捨て!

糞を直接掴まなければならない場合は2重につける。

軍手は絶対ダメ!

水気を含んでいれば浸透するし、古い糞は塵化していたりして縫い目からもろに手につきます。

使いやすくてよく使っています↓↓ つける前に手が濡れているとよく破けるから注意!

 

2.マスク

ほとんどの感染は経口などの吸い込みによるもの。

糞は肥料になるくらいですから時間が経てば粉塵化します。

またコウモリの糞なんかは簡単に崩れるし、乾くと風で舞うくらい軽いです。

コウモリの場合や長時間作業になりそうな場合は防塵マスクが良いです。

 

3.ゴーグル

粘膜に糞のカスが入ると大変なことになる場合も。

実はこういう消毒清掃従事者の方に感染が出るのはまさにこれ。

曇るのが鬱陶しくて外して作業する人が病気になるんです。

必ずつけましょう。

↓こんなのでなくても水泳用でもいいです。ただしまた使うならしっかり洗って下さいね!

 

殺菌剤

コロナウイルスのこともあり、アルコールをもっている方は多いでしょう。

しかし効かない細菌やウイルスが多いため、これだけで安全とは言えません。

次亜塩素酸水をお勧めします。厚生労働省が食品添加物(殺菌料)として認可していて

人に安全です。

よく似た名前の次亜塩素酸ナトリウムを聞いたことがある方もいるかもしれません。

よく消毒でも使われていて殺菌力はあるのですが、目に入ったり、吸い込むと害を及ぼす場合があります。使用時は注意してください。

また薬品なので場所によって色落ちしたり、下手な使い方をすると化学反応でガスがでます。

必ず取扱説明書をよく読んで使用してください。

 

↓↓糞の場所が少量なら霧吹きタイプが安く済んで便利!

 

↓↓大量に糞がある場合や気持ち悪いから広範囲を消毒したい場合は原液!ボトル付きもある。

 

準備が整ったらかかりましょう。

いざ実践!

マスク、ゴーグル、手袋で肌の露出は最小限に。

 服装は天井裏に入る場合は捨てていいもの。

②まずは糞とその周囲に殺菌剤をかける。

③乾いてきたら糞を除去する。ゴミ袋に入れる際になるべく粉塵が舞い上がらないようにそっと入れる。

 ハクビシンのため糞のように山盛りの場合は1回では回収できないこともあるので

「除去して未処理部分がでてきては殺菌剤」を繰り返す。

④マスクや手袋を他のものに触らないよう破棄して完了。

※天井裏での作業はいろいろ危険なので業者に任せることをお勧めします。

動物自体が潜んでいて咬まれたり、予期せぬ場所が汚染されていたり、ダニなどの寄生虫が引っ付いてくる可能性もあります。そもそも作業もやりにくく天井を踏み抜いて大怪我する場合もあります。

きちんとした業者なら天井裏空間に殺菌剤を充満させ全体を処理できる機械をもっていますので、まんべんなく消毒してもらえます。

↓↓それすら自分でやりたいっていう猛者さん、一応載せておきました!

 

普通に値段がくそ高いのでお勧めしません!(笑)

 

というわけで今回は動物の糞の処理特集でした!

最後までお読みいただきありがとうございました!( ´Д`)ノ~バイバイ

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